SSブログ

減水状態の袋田所谷の久慈川 [天気水量]

8月11日午後4時半頃の大子町袋田、所谷の久慈川です。あと20Cm位増水してくれると、釣り易いと思います。
東京から来た年配の4人組は、昨日、袋田の旅館へ一泊し、2日間の釣行です。
一泊二食付きで7,500円はとても安いと言っていました。いつもは、長野県天竜川上流で行っているが、ここ数年釣れないので、久慈川へやって来たそうです。昨日は袋田昭和橋付近にて、4人で6匹、4匹、1匹、0匹の釣果だったそうです。所谷では、まだ釣り上げていないようです。
「あと、何年釣りができるかなー」などと言っていました。確かに鮎友釣り人口は減ってきているような気がします。


IMG_0293.jpg

鮎ごはんの作り方を紹介します。
釣ってきた生きた鮎3匹を良く水洗いし、絞めます。焦げないよう胸、背、腹、尾ビレに塩を良く塗りつけます。
少しきつくても大丈夫です。ごはんが香り良いシンプルな塩味になります。魚焼きグリルて゛良く焼きます。写真は焦がしてしまった鮎ですが、コゲを取り除き、混ぜ込みますので大丈夫です。心配ありません。
炊飯器でごはんを普通に3合炊き上げます。前もって味付けはしません。炊き上がったら、美味しく焼けた鮎を、炊き上がったごはんの上へ乗せ、約5分間蒸らします。頭、ヒレ、骨を取り除き、身をほぐしながら、ごはんに良く混ぜます。お好みで内臓を取り除きます。
香りが良く、とても美味しい鮎ごはんの出来上がりです。

ayumeshi.JPG


ちょっとした いい話

昔は久慈川で生活を営む専業漁師が、沢山いたそうです。
鮎釣りの仕掛け、作り方などは、今で言う「企業秘密」であり、釣果へ直結するため、絶対に人へは教えませんでした。青森県大間の本マグロ漁師の仕掛けと同じです。テレビで良く番組が組まれますが、仕掛けは判らないようにマスクが掛けられています。
聞いた話によると、仕掛け、作り方などは盗んだそうです。但し、窃盗ではありません。専業漁師も鮎を釣っているとき、根掛かりをします。糸を切らねばならないときもあります。それを見ていた若者が、夕方の誰もいない川へ「ふんどし一丁」で潜り、岩へ挟まった根掛かり仕掛けを外し、その仕掛けの作り方を学んだ(盗んだ)そうです。


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。