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天龍社製の久慈Specialリール竿 [鮎竿]

久慈川では、伝統漁法のリール竿による鮎の友釣りが認められています。
岩の陰などのポイントへ直接狙いを定めて囮鮎を沈めます。囮鮎が元気なうちは泳がせ釣りも行います。
流れが急な荒瀬の場合は、鼻環周り20cm位うえに錘をつけて沈めます。引き釣りと泳がせ釣りを交互に行い、荒瀬でいきなり掛かったときは竿尻から持って行かれます。引き抜き取り込みはチョウチン釣りのため、糸の長さを緩めるのが難しく、数を釣らないと慣れてこないので様になりません。引き抜き取り込みができないときはそのまま空へ引き抜き、空中から糸を緩めてタモ網へスルスルと降ろして取り込みます。完全な背掛かりなど掛かり所が良い場合に行います。
竿は天龍社製(長野県)の久慈Special中通し85です。

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28.5cmの巨鮎
この辺では大きいほうです。一昨年釣り上げました。なかなか上がらないので最初は「に鯉(地元ではサイと言う)」が掛かったと思っていました。掛かり鮎が背掛かりではなく、頭の上にガッチリ掛かったので、運良く外れないで取り込みができました。

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放流の意味を考える [雑感]

全国各地で園児や児童によるアユやホタルの放流が行なわれている。子供たちが「放流」する意味は一体何なのだろうか。放流することで「環境保全の意識を育てる」ことが芽生えるだろうか。放流は言うまでもなく善意の下に行なわれているが子供たちへ引き継ぐものが違うような気がする。
子供たちへは最後の命を振り絞って産卵する親アユの姿や群れをなして懸命に川を上る稚アユの姿を見せてあげたい。
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「ここまでわかったアユの本」高橋勇夫+東健作より(築地書館)


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ビックリ! 鮎の香りにまつわる誤解 [雑感]

釣りたての鮎が持つスイカのような独特の香りは、鮎が食べた藻類(コケ)に由来すると信じられている。「この川はコケがいいからアユの香りが違う」といった自慢話もよく耳にする。残念ながらこれは誤解で、海で動物性プランクトンを食べている鮎の稚魚もやはり鮎の香りがする。鮎の香りは食物と直接関係がなく、そのもとになっているのは不飽和脂肪酸が酵素によって分解された後にできる化合物であることが確かめられている。

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「ここまでわかったアユの本」高橋勇夫+東健作より(築地書館)


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